スズキ『GSX-8R』徹底解説! 気になる燃費・足つき性は?

2024年1月に登場したスズキのニューモデル、800ccフルカウルスポーツ**『GSX-8R』**。今回はこの注目モデルについて、実際に触れてみたレポートを交えながら、その魅力に迫ります!

目次

GSX-8Rってどんなバイク?


『GSX-8R』は、完全新設計の775cc水冷4ストロークDOHC4バルブ2気筒エンジンを搭載したロードスポーツモデルです。ネイキッドモデルの兄弟車**『GSX-8S』**とエンジンやフレームを共有しながらも、スポーツライディングに適したカウリングやセパレートハンドルを採用。街乗りからワインディング、さらにはサーキットまで、幅広いシーンでスポーツ走行を楽しめるように作られています。


スズキらしい個性的なモノフォーカスタイプのLEDヘッドライトの両サイドには、GSX-Rシリーズを彷彿とさせるエアダクトを装備。ベースのGSX-8Sとは異なり、ライディングポジションや足まわりが刷新され、その走りはまったくの別物と言えるでしょう。

「THE NEW STANDARD SPORT」というコンセプトやフルカウルモデルという見た目から、峠道やサーキットでのスポーティな走りを連想しがちですが、実は街乗りやロングツーリングも快適にこなせる“新時代の万能スポーツバイク”としての一面も持ち合わせています。

スズキ『GSX-8R』の主なスペックと価格


気になる『GSX-8R』の基本スペックと価格を見ていきましょう。

項目スペック
全長×全幅×全高2115×770× 1135mm
ホイールベース1465mm
最低地上高145mm
シート高810mm
車両重量205kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量775cc
ボア×ストローク84.0×70.0mm
圧縮比12.8:1
最高出力59kW〈80PS〉 / 8,500rpm
最大トルク76N・m〈7.7kgf・m〉 / 6,800rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.5°
トレール量104mm
タイヤサイズ(前・後)120/70-17・180/55-17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格(消費税10%込)119万9000円

2025年モデルのカラーバリエーションと発売日

2025年モデルとして新たに登場した『GSX-8R』は、以下の3色のカラーをラインアップしています。

  • トリトンブルーメタリック
  • マットソードシルバーメタリック
  • マットブラックメタリックNo.2

2025年モデルの発売日は2025年3月14日です。価格は『GSX-8S』と同様に5万5000円アップし、**119万9000円(消費税10%込)**に改定されました。

気になるライディングポジションと足つき性は?


ここからは、実際に跨ってみて感じたライディングポジションと足つき性についてレポートします!

ライディングポジション:快適な「軽い前傾」姿勢

ネイキッドモデルの『GSX-8S』よりもハンドル位置が60mm低く、さらに6mm前方になったセパレートハンドルを採用している『GSX-8R』。

しかし、身長176cmのライダーが跨ってみると、腕の力を抜いてヒジに余裕を持たせても、上半身は「軽い前傾」といった程度でした。ハンドル幅も広いため、「気分はバーハンドル」と言っても差し支えないレベルです。

フルカウル+セパレートハンドルという、いわゆる“スーパースポーツ然”とした見た目とは裏腹に、ライディングポジションは長距離を走っても疲れにくい快適な乗車姿勢をとることができます。これは日常使いからロングツーリングまで、様々なシーンで大きなメリットとなるでしょう。

足つき性:抜群の安心感!

『GSX-8R』のシート高は810mmで、フルカウルのスポーツバイクとしては数値的にやや低めの設定です。

身長175cmのライダーが両足で跨ると、かかとまでしっかり地面に着くことができました。新設計フレームのスリムさとシート形状により足が下ろしやすく、800ccクラスのバイクながら車両重量が205kgと軽量なため、まるで400ccクラスのバイクのような気軽さを感じられます。信号待ちなどでの取り回しにも不安を感じることはないでしょう。

まとめ:新時代のオールラウンドスポーツバイク!


スズキ『GSX-8R』は、スポーティなルックスと快適なライディングポジションを両立した、まさに「新時代の万能スポーツバイク」と言えるでしょう。日常の移動から休日のツーリング、そして occasional なスポーツ走行まで、幅広いライダーのニーズに応える一台です。

高い走行性能と扱いやすさを兼ね備えた『GSX-8R』は、あなたのバイクライフをさらに豊かにしてくれるはずです。ぜひ一度、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか?

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