
スズキから2026年モデルの新型バーグマン400が発表されました。今回のモデルチェンジでは、主に排ガス規制「EURO5+」への対応と、それに伴う価格改定が大きな変更点となっています。旧モデルとの比較を交えながら、新型バーグマン400の主な変更点と特徴をまとめました。
カラーラインナップの変更

2026年モデルでは、新しいカラーとして「リフレクティブブルーメタリック」と「パールマットシャドーグリーン」が登場しました。一方で、「マットソードシルバーメタリック」と「ソリッドアイアングレー」は廃止されます。「マットブラックメタリックNo.2」は継続されますが、ホイールカラーが従来のブルーからゴールドに変更される点が注目されます。

主要諸元と装備に大きな変更なし

新型バーグマン400の全長、全幅、全高、エンジン排気量、最高出力、最大トルクなどの主要諸元に、旧モデルからの変更はありません。

装備面では、トラクションコントロール、ABS、スズキイージースタートシステムといった電子制御は引き続き搭載されています。収納に関しては、シート下42Lのスペースに加え、フロント左に2.8L、フロント右に3.5Lの収納スペースを確保。LEDヘッドライト、テールライト、アナログ速度計・タコメーター、12VのDCソケット、イモビライザーも継続採用されています。

最も大きな変更点であるEURO5+への対応については、日本の公式ページでは明記されていないものの、新型モデルのサイレンサー(マフラー)のデザインが変更されており、これが排ガス規制対応のためのものと見られています。サイレンサーは垂直方向により厚みが増したデザインになっています。
価格と発売日

ウインドスクリーンのデザインは、コンパクトな外観を演出すると共に、ライダーに快適なウインドプロテクションとクリアな視界を提供する。
シート下トランクスペース
2026年モデルのバーグマン400の価格は、**980,100円(税込)**となり、2025年モデルの895,400円から84,700円の大幅な値上げとなりました。2021年モデルの847,000円と比較すると、さらに価格上昇が顕著です。
新型バーグマン400は、2025年7月11日に発表され、2025年7月18日に発売される予定です。
ユーザーの反応と今後の展望
今回の新型バーグマン400の発表に対し、ユーザーからは価格の大幅な上昇と、それに見合う新機能の追加が少ないことへの懸念の声が多く聞かれます。特に、競合他社が新型モデルで様々な新機能や装備を導入している中で、バーグマン400の変更点が少ないことが指摘されています。
今後、EURO5+規制への対応費用が他のスズキモデル、例えばSV650の存続にも影響を与える可能性が示唆されており、今後のスズキのラインナップ展開にも注目が集まります。
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