スズキから、新たなグランドクロスオーバーモデル「GSX-S1000GX」(2025年モデル)が2025年3月14日に発売されました。兄弟モデルであるGSX-S1000/GTをベースとし、ツーリングにおける快適性を追求した本モデルは、大型スクリーン、アップライトなハンドル、リアキャリアなどを標準装備しています。
主要な特徴と技術
GSX-S1000GXは、スズキ初の電子制御サスペンション「SAES」を搭載。さらに、パワーモードやトラクションコントロールを統合制御する「SDMS-α」、路面状況を検知し出力特性を最適化する「SRAS」といった最新の電子制御システムが多数採用されています。
足回りにおいては、様々な路面状況への対応力を高めるため、前後サスペンションのストローク量を延長。これにより最低地上高はGSX-S1000GTの140mmから155mmへと増加しています。また、ライダーシートは15mm、ピリオンライダーシートは10mmそれぞれ厚みを増し、長距離走行における快適性が向上しています。
価格とカラーバリエーション

2025年モデルのメーカー希望小売価格は2,057,000円(10%消費税込み)です。
カラーバリエーションは以下の3色がラインアップされています。
- キャンディダーリングレッド
- トリトンブルーメタリック
- グラススパークルブラック
詳細なスペック(全長、全幅、全高、ホイールベース、最低地上高、シート高、車両重量、エンジン形式、総排気量、最高出力、最大トルク、燃料タンク容量など)も公開されており、快適なツーリング体験を提供するグランドクロスオーバーモデルとして注目されます。
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